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《鬼滅の刃》たくさんの愛を(短編集)

第7章 きっかけ(冨岡義勇)




"話しがある。"
義勇から連絡があり、明日会うことになった。
楽しみ半分、不安半分…
飛鳥はかなり緊張していた。
気持ちを落ち着かせるため、図書館へ寄って行った。


『え……!』
飛鳥は見たくなかった光景を目にしてしまった。
「冨岡さん。
 どうしてそうなるんですか…
 本当に理解に苦しみます…」
「胡蝶こそ、なんでそうなるんだ。
 ありえないだろう。」
義勇はクラスメイトの胡蝶しのぶと委員会の仕事で図書館に寄っていた。
もちろんそんなことを知らない飛鳥はただその2人を眺めているしかなかった。

「胡蝶さんと冨岡さんだー!」
「あの2人ほんと美男美女で
 お似合いだよね〜」
「実は付き合ってるって噂だよ!」
同じ学校の生徒だろうか。
そんな話しが飛鳥の耳に入ってくる。
確かに、しのぶはかなり美人。
そして義勇も端麗な顔立ちをしているためお似合いだ。
飛鳥はその場を後にした。

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