第7章 きっかけ(冨岡義勇)
ガラガラ、、、
「いらっしゃま…あっ!
冨岡さん!!!」
「久しぶり、甘露寺。」
義勇に声を掛けたのは桜色と黄緑色の綺麗な髪の毛を持つ女性だった。
「…おい冨岡。気安く甘露寺の名前を
呼ぶんじゃ、、、」
「あ、悪い。結婚して伊黒に
なったんだったな。」
それを聞いた男性は顔を真っ赤にしていた。
マスクをしておりオッドアイが印象的だ。
「もー、冨岡さんってば…
ってこの可愛い子は誰??」
そう言って綺麗なライトグリーンの目で飛鳥の方を見る。
「あ、錆兎の…弟の友達。
いろいろ世話になったから
飯奢りにきたんだ。」
『そんなっ…私の方がお世話に
なってます!!!
…はじめまして、東雲飛鳥です。』
「いやーん、可愛い〜!!
冨岡さん、この子凄くいい子そうね!」
「…ふん、冨岡にしては、
見る目あるじゃないか。」
「ちょっと、小芭内さんっ!
ごめんなさいね、飛鳥ちゃん!
私は伊黒蜜璃、で彼は夫の小芭内さんよ。
よろしくね!」
『はい、よろしくお願いします…!』
アットホームな感じに次第と飛鳥は笑顔になっていった。