第5章 雨のち晴れ(時透無一郎)
『あの、無一郎…』
「ね、飛鳥は自分の身長が嫌で
俺を振ったってこと?」
『う…うん…』
え、この話しまだするの…?
「俺のこと、男として見れなかった
わけじゃないってこと?」
『はぁ?そんなわけないじゃん!』
「はあああ…まじかよ、、、
俺は飛鳥が俺のこと男として
見れなかったのかと思って…
俺チビだし、だからフラれたのかと
思ってたんだよ…」
『違うよっ…
それに私は無一郎の身長なんて
全然気にしてなかったよ…
私の身長がもっと小さければ…』
無一郎はベッドに座り、
私の身体を起こし
真面目な顔をして話し始めた。