第5章 雨のち晴れ(時透無一郎)
『無一郎っ…!
私、ずっと無一郎のこと
好きだったよ…!
今更って思われると思うけど、
ずっとずっと大好きです…』
…もう、ヤケクソ。。
嘘は1つも言ってない。
でも…こんな告白することは
もう絶対ない。
恥ずかし過ぎてもう消えたい。
穴があったら入りたい…
『…てことで、これだけ伝えたかった。
返事はいらない。
まだフラフラするから
もう少し保健室で休んでくるね…
それじゃ、、、』
「ちょっと待って。
送ってくから背中乗って。」
『いや…迎えに来てもらうから』
「いいから。」
『私重いし、、、』
「煩い!いいから乗れって!」
私は渋々無一郎の背中に乗った。