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《鬼滅の刃》たくさんの愛を(短編集)
第5章 雨のち晴れ(時透無一郎)
『………』
目が覚めると真っ白な天井が。
私はベッドの上に横になっている。
『保健室…』
「あら飛鳥さん、目が覚めた?」
『珠世先生ッ…私…』.
「駄目よ、あなた貧血で倒れたんだから。」
あー…そっか。
私体育の授業中に倒れたんだ。
「時透くんがあなたを運んでくれてね…
今も顔見に来て帰ったところよ。」
時計を見ると16時を過ぎていた。
『先生…すみません!
私もう大丈夫なので帰ります!』
「え、ちょっと飛鳥さんっ?!」
私は急いで保健室を飛び出した。
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