第14章 筆休め 物語のキーワード
さて、もうこの話は48話まで進んだのですが、如何でしょうか?この物語は後半になるにつれて、段々と架橋に入っていきます。その中で気になるワードが2つありましたね。
1つ目は家康が贈ってくれた、黄蜀葵の簪。勿論この簪にもちゃんと出番はあります。かなり重要ワードです!また、黄蜀葵にもちゃんと意味があります。1つ目は家康の家紋が葵の葉という事。そして2つ目は、家康の黄色のイメージカラーに合わせたこと。あと、陽と言う女中さんとも何か関係があるかも…。葵の花の語源を是非調べてみて下さい!それと最後に…黄蜀葵の花言葉を調べてみて下さい!面白いことが分かるかも…!
2つ目は前の話に出できた、緑色の蝶。佐助を助けてくれた謎の女性。…感のいい皆さんなら、分かってしまうかも知れませんね!タイムスリップ中に佐助の前に突如として現れた、謎の蝶。此れにもちゃんと意味があります。実はタイムスリップ中に世界の歪みの影響で佐助は冥界の近くまで来てしまい、あとちょっとで呑み込まれてしまうところでした。此処で、現れたのは蝶。…蝶は古くから、あの世とこの世の使者として扱われてきました。そして、死ぬ間際に見えるのは黒い蝶と言われています。……では、佐助が見たのは?緑色の主な意味を調べてみるとわかると思います。…まさしくあの人を象徴とする色ですよね!
さて、話が長くなってしまいましたが、ここまでのまとめ、如何だったでしょうか?…まだまだ、明かされていない真実。何故、しのぶさんは戦国時代ヘ飛ばされてしまったのか。そして、佐助の回想で出てきた、新しい武将たち。更に、新たに登場する新キャラクターも…?此れから段々分かってきますので、どうぞ飽きずにお付き合い下さい。
作者 こんぶん より