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ご指名は?1.5

第4章 大魔お..法使いナタリン☆



ーーーだって、この階…とは言わずしも、この館のどこかに絶対いるんだからっ!ね、大丈夫だよっ!!

そう考えると、少し心に余裕が生まれてきた。ーーーが、

ーーーこの館に、必ずしもあの人はいるの?

それは、私の不安の始まり。よくない考え。だと、分かっていても、分からない。ドアを閉めた‥。

ーーーじゃあ、また階だ…いやッ!さっきの、登れたしいいとしよう!!そして、外行くとして、どこ…?私ここの館に着くまで、いっつも地図持ちながらとはいえ1、2回道間違うし…っえ、何、探すって、世界中….........................?

ぼおおおおおおおおおおおん、ぼおおおおおおおおおおおおおん、と、頭の中で鐘が鳴っているようだった。いやッ!!と、我を戻す。次のドアに手をかける。

ーーーま、まず探そっ!!とりあえず館の部屋全部見てってーーー

そんな確証のない事で、時間を、脳の奥の奥の奥の奥の恐怖を、ここでずっと、そう使っちゃうの?

暗闇の中で、考えようとしても、暗闇のまんまだ。

それに、仮に幸運にもさっきの白と箱だけのあの部屋を見つけたとして、ヒントが見つけられなかったら?見つけられたとしても、私には解読出来ない、頭脳とか関係無く、そもそも見る人が見ないと解らないヒントだったら?解読出来ても、階が違かったら、そしてもしくは館じゃなかったらーー、またあの不気味すぎる階段と外の夜の分からない道を…ってこれは良いとして!!ねっ!!

頭を振るが、振っても状況は何一つ変わらない。

だあいじょうぶ大丈夫。白と箱だけのあの部屋はここの館、家にあるんだ!…あ、アレ、これって思い込んでっ…てもういい!!!思い込みでもそう仮定しよう!!!あの男の人が言った事は、全部本当だという事にしよう!!ウン!!!

と、そこは無理やり押し込んだ。

あ、あれ…でも。

でも を、浮かび上がらせちゃ駄目なのに。暗闇の中は、暗闇しか見えない。


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