第4章 大魔お..法使いナタリン☆
でも、あの男の人が、ヒントが解って、思いもよらないところに潜んでいたら?私は部屋を開けるだけで精一杯だから、何かの影の後ろとか…無理…い、いや!!だからきっと大丈夫だって!!ヒント解読して、またヒントが出てきたら?その最中に答えを間違ったら?あもうもしかしてもう男の人は私が見落とした所に隠れていたのかも…だって、この館、結構隠れられそうな…いや部屋にいるとしても、そこでも分かりにくい所に、潜んでいたとしたら、もう一回、最初の場所から確認しなきゃーーーーーーーー、もし、もし…。
ぴきぴきぴき、と暗闇にヒビが入ってくる。光が差し込んできたならどんなに良かったものか。嗚呼、なんて嘆いてももう遅い。
助けてくれるヒーローはーーー居ない。
あたしずっときょうふでさまよいつずける、の、ね、
見えたのはーーーなあんにも色がない、ただただただただただただ空虚がポッポッうかんでいるよぉ…。
ずうーっと、ずううううーーーーーっと、うらぎりものとして、あれ、どしてな
ん、で、そこま、で生きようとし、てるの。
あははァっっ…......................................................................................、