第4章 大魔お..法使いナタリン☆
それもこんな、確かにちょっと透けてるような気がしてきたけど···服もよくわからないけどきっちりしたスーツみたいなの着てるし。ふっ、フェそ、そんな!!菜太郎が魔法使いナタリン☆だったり今度はまさか異世界!?!?ファンタジーなの!?これからファンタジー展開なのおおおおおおおおおお!?エエエ??!
そ、そんなわけ···
「会いたい人がいるん、だね?」
青年は、まるでそちらの方に一般人を誘導するように、サンタクロースも持ってこれない嬉しいモノの代わりに、変な災いが起きそうな世界への案内人のようにーーー、
「え 」
私の前に、ニコリと爽やかそうな顔を見せた。