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ご指名は?1.5

第2章 源氏名を決めようの会



菜太郎に言われたという条件反射で腸が煮えくり返ーー

「えっ、!?えっ、えっ、どこか髪やばいところありますか!?」

る前に、すごくアワアワ焦る!!

「菜太郎!女の子にそういうこと言うなよっ、後頭部の髪、ちょっとだけはねてるよ」

爽やかな笑顔に毎度ドキッとする。ま、眩しくて胸が苦しいぃぃ、、!!

恥ずかし過ぎて今すぐ直そうとしたけど、、、

男の子が見てる前で身だしなみを整えるのが恥ずかしくなって、とりあえずはねてるのはちょっとだけらしいから放置した。

「隼人さんあっ、ありがとうございます、、!それで、会議ってなんですか?」

直さなくていいの?と隼人さんに聞かれて、あっ、はい大丈夫です!あっはいもう!とヘドバンした。

木で作られたナチュラルな、丸いテーブルの近くの椅子に座る。なんとなく隼人さんの隣に座った。

「!」

その時の隼人さんの顔を見る前に、私は逆の隣の方を向いていた。

「!?くくさんッ!?」

くくさんが椅子に縄でぐるぐる巻きに縛られ、口にテープを貼られている。

「ちょっ、ちょっ、えええ!?」
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