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ご指名は?1.5

第4章 大魔お..法使いナタリン☆



「うん..分かったよ、これを軽々しく言う人いないでしょ..」

と、私は菜太郎の方へ目をやる。くくさんが後ろから迫ってきたので後ろへ頭突きを食らわせた。

「....本当なんだろうな............」


『あたし達だけのヒミツ!!』


ハッとした。

何故か、菜太郎も私と同じような顔をしていた。

なんだ..今の女の子は..?

ピンポーン。

「!誰か来た..」

と、私は慌てて部屋を出て、階段を降りる。菜太郎達もついてきた。

「はーい!」

隼人さんが出てくれたようだ。その声がした部屋のドアを少しだけ開けて、様子を見る。

「ふふ...」

誰だろう、あの女の人..。ここからじゃ顔は見えない。

「あなたが華夜さんですか?」

かや..さん??


「ええそうよ!これから宜しく」



と、美しい笑顔で玄関から入ってきた女の人は、あの、きれいな人ーー。


「!」

後ろの菜太郎が、かすかに動く。

「Oぉぅぅぅッッッ!!!ハアハアハアハアハあ」

くくさんは激しく廊下を動き回り始めた。


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