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ご指名は?1.5

第4章 大魔お..法使いナタリン☆



「さっきまで、...寝起きだったからか僕は精神が不安定だった。不安定になればなる程魔力が増大される。」

なんだろう、すごく現実味のある声だけど、全然頭に入ってこない。だけど真実。これがほんとうのしんじつなのお。

「ほお..」

「魔力が増大されれば、それを抑えるのにも相当力がいるらしい。僕は抑えてたけど、あんたが馬鹿みたいに揺さぶったから魔法が」なるほどお。

バチィッッ

「ひょえっ!?」

焦げ臭い匂いがした。私の左側の髪が電気で焦げていた。

「ぎゃあ!!」

「ちゃんと聞いてる?」

菜太郎の手のひらからシュ~...と煙が出ていた。そ、その顔はラスボスーーーーーーーーー

神さま、なんでこの悪魔、いや魔王にこの力を授けてしまったのですかあ!?!

「こんな力、無い方が良い。」

眉間にシワを寄せて、菜太郎は自分の手を見つめた。

少しの静寂と鼻息。

「いや、思い切り悪用してましたやん、次それ使っ
たらお前、魔法少女、いや大大大魔法使いナタリン☆として究極に地味な技使わせて社会的にまっさt..」

「それを言わせる前に喋れなくするまでだ」

本当に口が開かなくなった。

「んんんんんんんんんんんんんんんん」

ぷはあ、とやっと口を開けれた。何これ、怖..。

「分かったか?」


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