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ご指名は?1.5

第2章 源氏名を決めようの会


ああもう、朝から本当に五月蝿い..。くく、僕の

部屋に戻るよ。」

少し怒っている菜太郎は、そのフワフワな睫毛と

リアル天使のような顔立ちを歪めて、睫毛をナイフ

の先端のように尖らせた。

「ちぇぇぇッッッjkまたネッッッ!」

くくさんと菜太郎が私の部屋から出て行った。

「.....」

葉太郎くんと隼人さんがん..?何か忘れてないか?

みたいな雰囲気の無言。え?な..

と、次の瞬間には2人の姿は残像しか残ってなくて、

「この前の続きってどういう事だ.....?くく」

「おいくくッッまた彼女に手を出したのかッッ!?

って隼人ゆっくりと椅子を持ち上げるのはやっ、

ヤメロォ!!」

えっ、えっと..隼人さんの声の変貌ぶりに私は恐怖

をも感じ、布団から音を立てないようにそっと出

た。

「そっ、それにしてもイイアサだなー」

私の部屋のドアの向こうで、葉太郎くんの叫び声と

ヤバイ単語とクールだけどドスの効いたお声とくく

さんの呑気で陽気な声が聞こえてくる。

城のような内装の自分の部屋を見て、1つ思った。

どうして私、こんな、テレビにいる話題のイケメン

俳優とかが霞むくらいの美男子達と半同居してるん

だっけ??






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