第3章 まさかの疑惑
『これは?』
『このウサウサウサピョン助たんゴリラアイスを買うと特別にチョコペンがつきますのでどうぞ!』
『ふうん.....』
「....急...にいなく.....なっ...てご....め...ん...............」
スウさんはしゅん、とした感じだった。
「いやいや全然大丈夫ですよ!!」
「大丈夫だッッ」
「大丈夫だよっ!」
「J kぇぇぇぇぇぇぇッッッ!!!」
と私たち3人、例外1人は知らんが、はスウさんがあまりにも儚げに見えた。
「まあ、その3人が謝り出しそうだし、いんじゃね」
と、春さんは1人、座っていた。すごいだらけた姿勢..。
「...1人で2人分の椅子.....使わないで...........」
スウさんの声音、調子はどこか冷たい。
「あ、お兄さんまだ謝ってないんじゃないですか?」
もーダメですよ、みたいな感じで隼人さんは腰に手を当てる。私はくくさんの額に手を当てる。
「いや、いつも通りにまた戻った。」
と、お兄さんは足を組んで目を閉じた。
「...?春...寝ないで...............」
と割とガクガク激しくスウさんは肩を揺らす。んごっと春さんは悶えた。
「あはっ」
思わず笑ってしまった。
でもその声は、暖かみを抑えずにはいられない。
でもはたから見ればわりと冷たい感じに見えるけど..。
「ホントかなー?」
と隼人さんは疑い、2人の様子を見つめる。そしてくくさんの額は、私の手からぱっと離れる。
「ぶらじゃァーとかは!!そういうモンッッッ」
と、くくさんは意気揚々と隼人さんの肩に手を置く。
うーん、なんか認めたくないけど今回ばかりはくくさんと同じ考え。
「あ、そう」
と隼人さんはくくさんの手を払いのける。
ぜ、絶対今隼人さんイラついた..。顔はくくさんの方を向いてて見えないけど素は見えた。
「拒絶アイうィィィぃぃーーーッッッ!!!はあはあはあ」
この2人の関係性は、、。