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ご指名は?1.5

第3章 まさかの疑惑



私の疑問をかき消すように、お兄さんは私の方に向かってきた。

「あーあんたが鈴山田さんか!


いきなり話しかけられて肩がびくんと動く。

「あっははい!」

あ、この人いいニオイする..。と、いきなり私の耳元に手を当てて、

「っ!?」

「弟がごめんな。こいつある時間帯に目覚めてある一定の条件....俺は分からねぇが、あるらしい、それを満たすと女子抱きしめるんだわ。ちょっと事情あってな...」

んっ、ええ!?ちょっと近くてよく内容が..

「だから、あいつが目覚めて1時間はあいつに近寄らないようにお願いな。」

「あっ、はっはい!」

え、えっと、スウさん目覚めて1時間は近寄らないようにだよね、うん!

ってどうしてだろ?

「あいつ悪気はねぇけど、時々常識外れのことするから、そこ注意してやって、めんどいと思うけどそうしてくれ」

と、お兄さんに肩をポンと叩かれた。


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