第3章 まさかの疑惑
「ねえ鈴ちゃん、スウに恋人がいるか気になるんだよね?俺も気になる。」
な、なんか隼人さんの笑顔がコワイ、、!
「あっ、はっ、はい」
「とりあえず俺が直接聞いて..はっ!」
いきなり隼人さんが何かに気付いたようだ。え、
顔が真剣過ぎる..!!
「ちょっとごめんね、葉太郎。」
「えっ、またかよッッて、引きずるのはやめろ!」
と、葉太郎くんが引きずられて..引きずられる葉太郎くんもカワユス!!
葉太郎くんはつっかかりながら隼人さんについて行った。
そして2人はまた部屋の隅へ。
「急にどうしたんだよッッ!?」
「ダメだ..もし電話相手が彼女じゃなくて、スウに恋人いなかったら...って考えたらなんか..もう未来が...」
「隼人!!しっかりしろッッ!そりゃスウに恋人いた方がライバル減るからいいけど..って顔が真っ青だそッッ!お前は休め!オレが聞くから!」
あ。また戻ってきたみたい。..って今度は隼人さんが
ぐったり!?いつも爽やかなのに目が死んでる!!
ガチャ..
「あ!」
スウさんが戻ってきた。
「すっ、スウ!あのさ、聞きたいことあるんだがっ
!」
「...どう......し.....たの.............」
ごくっ、と思わずツバを飲み込んでしまった。
「い、いや...スウって彼女いんのかなーって思って..ほら、さっき電話してた相手の話....だぜ......」
何故かチョット照れて頭をかきながら葉太郎くんは聞いた。