第5章 ※これは、一応ホストの話である(?)
「あ、ぁぁっアああッ..!!!ンンッ...っ」
揺れる揺れる、腰が揺れていく..。盛り上がった筋肉がついた、屈強な男たちに囲まれアタシは徐々に白目になっていく。
{ ど う し よ う も な い な お 前◎ }
その躰の小さな女の子は、ドーナツ状の三つ編みを揺らし、あたしの醜い有り様を見下した。
あたしは液体まみれで、何かを打ち消すように腰をめちゃくちゃに動かす。
複数の、くすんだ肌の男たちに囲まれ、子宮をくねさせ、これが"あたし"、.."あたし"って見せつきなきゃなの。
1人の男なんかじゃ足んない。みんなに分からせなきゃ..!!
この前よりもっと、もっと感じさせて...?
足んないけど、こうスれば、"あたし"になれる。"あたし"に....!!!!!
{ か す◎ } 「ああァンッ...!!」
複数の男たちに侵され、"穴"となった体は、のけぞる。
その瞬間のあたしの影は濃く、その一瞬だけでも、"あたし"に見えた...。
あたしは眉間にシワを寄せ、荒く息を吐いた。
この腐ったゴミのように後味の悪すぎる嫌悪感、あたしはこれを打ち殺し、ーーーーーーーーーーー生きてゆくのだ。
「...え?」
まぁ、たしかに、おばあちゃんにこの城にまた行けって言われた時点で、なんとなくやる、とは分かっておりましたよ。
「久々に、ホストだって!」
隼人さんが、世にも恐ろしい程爽やかで可愛らしい笑顔を見せてくれた。見せて頂かせた。(?)
今、この共用スペースの部屋にいるのは、隼人さん、スウさん、私、菜太郎だった。
「エエッッッッ!!!!!!!」
と、ばばっ!とわたすはまた口を手で押さえた。
だ、だってぇ、そのぉ...あの、記事...。