第5章 ※これは、一応ホストの話である(?)
「鈴ちゃん、ごめんね、話したくないことだったら勿論話さなくていい..」
ハッと部屋着の華夜さんが隣に、と現実の風景が視界にハッキリ映った。
すごいな..華夜さん、優しい人だ..!!!既に、こういう時の経験しているような、そんな仕草で、私の心の中にスッ..と入ってくる。その時華夜さまはわたしに体を寄せて、わたしの頭の上に頭を乗せてくれた..。
「.....................................................................................................,.........,....................,」
はッ..とした。不意にお顔が私が見える範囲のところまで降りてきて
...眉間にシワが入っていてその瞼を閉じていた。..そのお顔がーーーーーー何かに耐えてくださっている顔なのだけれど、すごく、凛として、また不意に急に、男性らしい、うつくしい人の顔になっていてーー。
ーーーー ーーー ーーーーーーーきゅんっ..
あ!私かんぜんにいま、「!」華夜さんに、男の人にドキッとするみたいにときめいてしまった..!
「あっ、ああ..、ごめんね鈴ちゃん、あたし変な顔してた?」
やーねー、みたくそっぽを向いてしまった華夜さまを見て、
「いっいえっ..」
しか言えなくなってしまったけど、心はもうパンパンでーーー。
心配して、下さっているんだろうな..まだ会ってから間もないのに、何が、苦しんでいるような表情(カオ)をされてー..ああ、なんとなく幸せ、だから心がパンパンになった訳だけど..、
..なんか、この人には話さなければいけない気がする、でもーーー。と迷っていた。原因は、怖いから。その事実に直面する事になるのがーーー。
「ふふっ..」
その時に笑った、華夜さんのお顔がーーーー美しいのは言わずもがな勿論過ぎるのだけれど、
..それよりも、なんとも優しく、だけどちょっとどこか、心あらずといったーーー、本当に、一片の冗談も抜きに、いつもあるって訳じゃ全く無いけど!!..息を飲むとはまさにこういう事。絵画のようだった。
「華夜、さーーーーーーー..」