第5章 ※これは、一応ホストの話である(?)
「うふっ♡これから毎日数えるのがまた楽しくなるわー!」
と、華夜さまが、大変お嬉しゅう言葉を放ってくださった後、その目玉がくるっと上にあがった。
「ねえ、私って、鈴ちゃんから見て、どんなイメージなのかしら..っ?」
えっええ..!?と、いつのまにかまた、私のほっぺたを、その長い指で包んでくれた..。甘美。甘美としかいいようがない。いや、甘美美美美美美美美美美美(略)。イメージは、おっぱうっはゲフン(何回め)、
「え、えぇっと、綺麗で、とてもキレイで、キレイ..なイメージですぇえっと..!」
と、華夜さんは気まぐれで聞かれただろう質問にかなりきょどるワタシ。当の華夜さんはあらうれしー♡ってニコッて笑ってくださった。
「綺麗って、女性としてーー?」
って表情(カオ)がもう綺麗!!!!うおおおおおおおおおおおおおおおお
「えっあっハイーーーーーーーーーー」
と言いかけたところで、..いやもう言っているのだけど、ちょっとどもる。
だって..ちょっと分からない。
正直、..抱きすくめられた時、たしかに女性の体ーー柔らかさ、温もりって腐なまっ、なまなまなま生々しいわ!!とまたカーッと顔が熱くなる!!!そう、だったのに、個人的には、何かどこか、男性に感じるような、そんな雰囲気がして。
「..?鈴ちゃん?」
でも、目の前にいるこの方はめだまが裏返りそうになるくらい麗しい、まさに、女性の中の、理想の女性といったようなお方。
そう、男女混じったような中性とかではなく、..とかいって、その2つの面が完璧に切り離されて感じるような事もなくーーーーーーーーーー。
ふしぎな、魅力の人だ...。
「....〜うなのね。」
と、その魅力に完全に溺れて溶けて消えていってなくなりそうな一瞬が終わり、華夜さまは何か一言呟いていた。
「えっ..」
その様子が、刹那、狭い暗がりにいる女性のように見えてーーと、華夜さんはこちらを振り返った。
「ちゃんと、カンペキに女性として扱われてみたいわ!!」
へ?と、華夜さんは顔を赤らめてプンプン!といったように両拳を作り上げていた。え、え、華夜さんーー。
「だってぇ!ちょーっと私がパンチすばしっこいだけでえ、みんな完全に女として扱ってくれないのよ!」
んもー!!みたくプンプン腕を動かす華夜さんはーー