第4章 大魔お..法使いナタリン☆
はいお目めパッチリ!耳もパッチリンコ!
という訳で、葉太郎くんを真ん中にし、菜太郎と一緒に肩組んで移動!道中心底不快な顔されたり思い出し鼻笑いされたりして、あ、やっぱり生放送で見られてましたな!ぎゃあっふぁっふぁっ!愉快愉快!
ガチャッ!
菜太郎がドアを開けた先。隼人さんが、すうすうと眠っていた··と葉太郎くんの顔もガクンッと隣で下がって··おおおおぅッッッドゥクシッ美男子様々様々様々様の寝顔ダブルペンチK·Oだーーーーーーッッッ!!!
「だ··だんでばやとさん寝でんのお?」
と鼻を抑えるティッシュが止まらない。少々不快そうな目を向けられたが、心身共に疲れている私になんかその睫毛とか瞳の大きさとかもう美し過ぎォォォォォご褒美やからッッ!
「··こいつは5分寝させた。葉太郎は3分。分からないだろうから説明してあげる。理由は、完全にあんたらをこっちに戻す為の魔法、使うのこいつらに見られたくないから」
やっぱり若干、や結構かなりイラつきつつ、ーーえ、そ、それって、あの、マホーとやらでッ!??気絶じゃないじゃん!!!
やべえよいつか記憶失いそう··と思っていたら、葉太郎くんがんん··と起きてきてドッッッッッッッキとした!おおおおお寝起きのん··程無意識おエロな事
無いよ··。
「山田ッッ!?大丈夫かッッ!?」
ふあッッッ!??!と、間近過ぎる葉太郎くんの真剣なお顔にっ··だけどだけど、寝起きのトロンとした瞳に··ヤラレタ
「っ··す、すばんッッ··!!」
とあっちを向いてしまわれた!あああああああああああああなんかもおううううううう暗闇の中、ずっといたからもうもうもうっーーー!!!!!
と、葉太郎くんの間近になんだこいつら?の菜太郎の顔がッッ!!ブオッ、ぶぅほッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ
「あれ、菜太郎と葉太郎がキスしてる···?」
「!?!!??!!!??!!!??!!!??!!?!!??!!!??」
「違ぇよッッッッッ!!!鼻もかすってねぇ!!!!!!!!!!!」
「山田鈴無理やり確認しようとするなうざいやめろ」
「おいッッッッッ!!山田きっ···スなんかしてねぇからなあ゛あ゛」
寝ぼけた隼人さんの言葉が誤解と分かるまで、後10分。