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ご指名は?1.5

第4章 大魔お..法使いナタリン☆



「ッッどうえええええええええええええええッッ!?」


スタートから2番目のドアを開いた時、葉太郎くんは…こっちに向かって直進!

「ええっっ、ど、どうしっ…!?」

ーーーーーまさか、まさかー!!!と思いつつ、それは言えなかった。

「...ここのドア、開けて見てくれッッ!!」

え、えっ!???はんっ…???

と、なぜか葉太郎くんの勢いは凄まじくて、肩と肩が触れーーーッ!!!開きかかった、スタート地点から最初のドアを、バアンンッッ!!と全開した。


「っ……………!!!!!!!っ」


白い、砂漠。

箱が、転がっているだけ…


私たちは顔を合わせた。



「”白と箱の部屋”……ッッだっ!!!!!」



や、やっと…!と感激すると共に、


ーーーーーーーーーーーーーというか拐われて一番近くの、最初のドアに、あっ

たんじゃんっ…!!!

と、私は深く、脱力した…。なんか、…あの紫のポニーテールの人は、絶対笑ってるんだろうなこれ。いや見てるかどうか知んないけど…。

「山田ッッ!!気を確かに、誰だって間違えるオレもさっき見落としたッ!!!」

あああああああありがとう!!!!!君の瞳にシャンペパパパパパパーーーーー

ーーだけどやっぱり、脱力…。最初の部屋を見落とすなんて…。

「ううんッ、ありがとう、葉太郎くんッ!!」

気を戻そうとしたのか、私たちは謎の熱き握手!

をした後、‥ちょっとの間気まずくなった、のは、言うまでもない。

「よっ、ヨッシ!!!ダンボールの中身あけようぜッッ!!」

「ッはこぉ~のなっかみ~はナンダロナ!!!」

と、ついついお猿のごとく踊ってノッてしまった。は恥じゅかしははごのナガミドコロカキンミライガミエナイ゛イ゛イ゛イ゛と、指の隙間から眼球グィ‥

「ふふっ、何が入ってんだろうなッッ‥!!!」

!!!満開のえがおーーーーーーーーーーーーーーーーーこ、こころが…その時僕は、確かに心が浄化されたんだ…。

…と、葉太郎くんは、急に真剣な顔つきになって、

「それぃいッッ!!!」

と、そのまま手刀でダンボール(開封済み)を開けた!!

中身は…

「本??」

「‥みたい、だな…」


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