第4章 大魔お..法使いナタリン☆
私は、次の部屋へ腕を伸ばした。ドアまで7m。ーーー否ッッ余裕など1ミリも無いに等シ
「山田ッッ!?」
ーーーあははははは太郎くんの前でェェェェェェェッッ恥恥恥恥ーーーーーーーッこの恥辱ぅうう!!!逆にバネにしてくえるわッッッッ!!!!!!!!
「届けえええええええええええいッッッッわりの、……」
ーーーーー真の、真髄の力よ、‥目覚めよ…目覚めよ鈴!!!!!
「ど、どうやってカッコ関係なく声を発しているんだ山田ッ、…ッでも、があんばれええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッ」
ーーああ、嗚呼ッッ力が底から湧き上がってゆくッッ!!ッッーーでも、ドアノブまで後30センチも、あるというのかあゝあゝあゝあゝあゝあゝあゝあゝあゝ
も、もう、…
もうほふく前進より歩いた方が速いし楽ーーー野暮だねえ…。なあにを近道ずる道しようと?
ふっ…と私は嘲笑した。そんな事を考えてしまうなんて、‥気でも触れたか?ああ、でも、潮時ってヤツ、かも‥な…。
「山田諦めんなあああああああああああああ頼むッッッ…ーー!!」
ぱわーがぜんかいふくした!
「そうさこの一瞬!指の一本一本、細胞1つ1つッッ!ンんにゅぁあたしは丸一本とも譲る気はなああああああああああああああああああああああ」
ドアノブへ飛び上がった。肉離れしたかと思った、けど…かすりもせず、私の肉体は、無残にも、床に落ちてーーー。
「ンすぁあせるかああああああああああああああああああああああ!!!!!」
共鳴した。それは、心の底をついて、無意識に喉を枯らさせたのかもしれない。
やがて腰がーーー死んだ。
「とぅおっだああああああああああああああああああああああああああ!!!」
よっしゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!と、野太い悲鳴が上がった。なが、かった…!!
ふいに気を緩め…し、しまった…!!!
と思った時にはもう遅ーーードアがガチャッと開いた。あ、ああ…なんだ、世にも熱きドア開け戦始まるかと思った。割と簡単に開くのね。
その、先にはーーーー。