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ご指名は?1.5

第4章 大魔お..法使いナタリン☆



「それにこんだけ探してもアイツは見つからない···って事は、イヤ、まだ探してない階全然もあるけどよ··オレも目で見て知ってた方がちょっとは力になれ··るかもしれないし、実際その部屋の細かいところを見られる。この建物内にその部屋があるってハッキリ分かった今、勿論直接その部屋に行ったほうがいいな。そこでヒントを知らなきゃ、分かんないところにアイツは隠れてる可能性もあるし、その部屋が『この建物内の部屋』だって分かってるなら、一つ一つ部屋を確認しても良いと思うぜ。」

ぽかんとしていた。は、葉太郎くん、···もしかして思い込みかも、と言おうとしたけど、心の奥の方から、熱いものがどんどん膨らんでいった··!


頼もしい···っ!!!


(おっ··オレえええッッ!??!?こんな事言うつもりじゃなかったけど、··山田の前だから冷静な推理をしたくて··って変な意味じゃなくッッ!!い、いまだかつてない推理ッッ!!)

葉太郎は、菜太郎も今のは鼻で笑えねぇええッッ!!と静かに興奮した後、
ち···ちらっ···。

「ごめんね葉太郎くん··その通りかも。あっ、葉太郎くんは頼もしい··っね!!すごいね、葉太郎くん··!」

私は褒めるのも気恥ずかしいけど、これは言わなきゃ!!っと葉太郎くんに
笑顔を見せた。


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