第4章 大魔お..法使いナタリン☆
「んんんんんんんんんんんん!!!!!」
はっ、葉太郎くっ…??葉太郎くんはいきなり顔を真っ赤にさせ、高速首横振りッ!!
ハッ!!と我に返った葉太郎くんに、必死で謝られて、物語は進む…。
(イヤこんなんでアイツ探すの進められる訳ゃねぇッッ!!ああ山田が近っ…ッッ!!)
(さっきの何!???というかや、やっぱりかわおおおおおおおおおおおおお)
口数こそ少ないが、心の中で、2人とも存分にシャウツッッ!!した。
葉太郎くんは、ウッウンンッ!!!とたんが絡まったのかな…な勢いで咳をし、すぐ近くのドアをガチャッと開いた。
「なんのヒントもないし···あ、アイツどこ行ったんだ??」
と、ちょっとギクシャクしてる葉太郎くんに驚く。
「えっ!?葉太郎くんも、あの男の人に(よく分かんないあの部屋に)拐われちゃったの!??」
「えッッ!?オレ達(城にいるんじゃないのかッッ!?じゃあ内装が似ているココはドコだッッ??どこに)拐われッッ···!?」
・・・。
その後、何分かかっただろうか··。「ハァ、ハァなるぼよ·····!」
つ、つまり!つまり、こういう事らしい。
スウさんと一緒に私を探そうとしてくれたら、いきなり白いモヤが溢れだしたらしい。どうやらこの時もうスウさんと葉太郎くんははぐれてーーーあの、
ぱんっ
は、私を見つけてくれて、葉太郎くんが口を抑えた時の音。どうやら、あの時の葉太郎くんの声は、やっぱり葉太郎くん本人だった!良かったのである!!!そして、「不具合が起きてしまった。」とあの紫の髪の男の人が言って私から姿を消した後に、葉太郎くんのところにあの人は移動して、
「そんなに僕から助かりたいなら、僕を探して。ーー彼女も助けたい、ならね。まぁ、申し訳ないけど、直接会うのは無理だ。」
と言い、葉太郎くんからも、色々謎な人は去っていったという。そして私は
覚えている会話「白と箱の部屋にヒントがある」事も話した。
「·······」
どちらか1人が説明したことを、どちらか1人が誤解し、違う違う!となりながら説明したもんで、ひひひ疲労困憊ィ··。そして、
「ちょっ、直接会えないって言われただろうけど、わっ私は本物だよっっ!!