第4章 大魔お..法使いナタリン☆
腫れぼったい瞼と、頬のばりばりした感じで、あ、私は泣いていたんだな··、
という事が分かる。
「ぎょおめんなさいっっ!!葉太郎くんっっ!!」
と、私は人生で一番キレの良い土下座!!と、いうか、なんで告白の返事断ってる風なンァァァァァァァァァァァァァィ!!!!!!!!!!この愚かすぎる私めにどうか拷問をををを
「チョッ、やめろよ山田..っ」
お代寛さまッッ··!な勢いで葉太郎くんも土下座してくださった!!いやええええへへえはいやああああああああああああと、床に顔を擦り付ける!!ままま摩擦で火が出そういやッ!!これくらいの事甘んじるまでもなく容易に受け入れまずッッ··!!!
「自分がバカで突っ走って葉太郎くんまで巻き込んでっ···そして大袈裟過ぎだよねえ私!!!なんかこんしょうの再会みたいなアアキモチワル私ンおおおおお」
「チョッ··ッッちょちょちょちょちょちょッッ!!」
と、葉太郎様様のお言葉が、私めの頭の、後悔懺悔辱祈許乞ゴメンナサイスイングに合わさって、
ーーむんずッッ!!
えっ···
と思ううちに、私めの汚頭と白い模様の床に、ナニかが差し込まれたッ!
「あははは葉太郎さまぁっ!!?」
それはーーー膝!!ひざまぐっ··HIZA!!MAッくぅら「あアあアあアあアあ
頭のスイングを渾身ストップ!はあ、はあ···と落ち着かせようとするがイヤ全然ッ無理!!あどうしようド変態じゃもうくくさん華麗に避けれないなコレはァアアアアアアアアぅぅぅィィィ!!!これもうっ··ーーー
「あッすっすますっ、···すばんッッ!!」
(せっせせ盛大に噛んだっ··というか山田の顔がッッッ!!!可愛っ··違う違うッッい、息がッッ···違うだがちげえッッ!!というか頭抑えっぱなしとか···ッッ!!)
((ーーーーーー絶対嫌われッッ···))
お互い意識しっぱなしなのにお互い気付かず、離れた2人はしばしクールタイ
ム。
「というか、··本当にごめん、なんか、はな··してとか他にも変なこと言って···」