第4章 松寿丸
こうして未来は秀吉たちと共に安芸へ向かうこととなった
松寿丸は先に出発していて、安芸で落ち合う予定になっている
(あの人と一緒に移動じゃなくて良かった…。よく分からないけど、なんか苦手だな)
安芸の港に着くと早速秀吉たちは、先に着いている家臣たちと合流することになった
未来には護衛を付け、先に宿へ向かうよう秀吉が伝える
「俺たちも合流したらすぐ宿に向かう。先に行って休んでろよ?」
「うん…。秀吉様たちも気をつけて下さい」
この時、秀吉たちと行動を共にしなかった事を未来は後悔することとなる