第15章 気づき始める気持ち
「俺は未来様に惚れました」
「ほお…」
「今回の件で、自分の気持ちをはっきりと思い知りました。俺では未来様の護衛は務まらないかもしれません。ですが、今後は護衛としてだけではなく、未来様に心奪われた一人の男として、そばに仕えることお許しいただきたい」
「え…」
「へェ…、なんだか面白いことになりそうだなァ」
「いや、面倒事の間違いでしょ…」
元就の発言に驚く未来を尻目に、政宗と家康は好き勝手に話をしている
「松寿丸控えろ!何を勝手なことを…」
「秀吉、下がれ」
「……はっ…」
信長の一言で、秀吉はしぶしぶ口を噤む
「面白い、俺のものに手を出すとは。未来には男をたらしこむ才覚があったとはな」
「ち、違います…っ」
矛先が未来にも飛んできて、一気に顔が赤くなる
「あとは未来の判断に任せる」
信長はそう言うと、また盃を傾けた