第3章 知らない世界はこんなにも

『へぇ、こうやって行くんだね。
よくわかったよ日番谷君ありがと』

「なんだ日番谷君て、冬獅郎でいい」

『え、でも、隊長でしょ？流石にそれは…』

「べつにそんなの気にしねーよ。じゃあ俺は松本を探さなきゃならねぇから先行くぞ」

『はーい』

「なんかあったら十番隊にこい」

『うん！ありがと！』






この時私はまだなにも知らなかった。


黒い影が覗いていたこと…。