• テキストサイズ

Attack 《気象系BL》

第7章 月虹




「…………ぅ……く」


内臓が押し上げられるような感覚に息がつまる。


充分に解れたと思っていたけれど、指なんかよりも、その存在感は桁ハズレだった。

全身に力の入った俺に、雅紀さんが動きをとめる。


「大丈夫…?」

「は……い」

「………痛かったら、俺の肩噛んで」


………できるわけないよ、そんなこと


俺は、雅紀さんのしっとりした広い背中に手をまわした。

雅紀さんは俺の額にキスをして、俺の足を抱え直す。


「………もう少し頑張って、カズ」


そして、少し腰を進めては、馴染ますように引き、もう少し進めてを繰り返し、少しずつ俺の中に入ってくる。


熱い。
熱い。


「ぅあっ…あっ」

「…ごめん…痛いね」


入っちゃったら楽になるから、と、雅紀さんは、ゆっくりゆっくり、俺を貫いた。



/ 725ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp