• テキストサイズ

Attack 《気象系BL》

第5章 白虹



突然きた衝撃に、一瞬息がつまった。

熱い大きなもので、一気に穿たれたそこは、じんじんと疼き、腹の中は燃えるような熱さ。


悲鳴をあげた喉は、ひゅーひゅーと変な音が鳴る。


「ひ……ぁ……ぁ」

「……はぁ……はぁ……ごめん!」


あわてて覆い被さってきた松本が、俺を抱き締め謝ってきた。


「ゆっくりするつもりだったのに……大野さんが可愛いこと言うから……!」

「ぁ……お……れのせいかよ」

「ごめん!」


松本が何か言う度に、腹のなかのものが、微妙な角度で動く。
それは、めまいがするほど、感じるもので。


「あうっ……」


思わず声をあげると、松本が泣きそうな顔でのぞきこんできた。


「ごめん……!ほんとごめん!」

「も……いいから……動かないで」

「……はい」


息も絶え絶えに要求すると、抱えあげていた俺の足をゆっくりおろし、松本は、ゆっくりと俺を抱き締めた。
/ 725ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp