第4章 夕虹
いつもより熱いシャワーを頭から浴びる。
もうもうとたつ湯気のなかで、ぬるついてるような気がする下半身を中心に、丹念に洗い流してゆく。
これでもかとボディーソープを手のひらにのせて身体中泡だらけにしていった。
だが、今日はルール違反である中出しまでされてる。
……くそ……これは報告案件だぞ……
これを自分で掻き出すのが、屈辱で。
絶対に誰にも見られたくない作業のひとつだ。
俺は、しゃがんで、仕方なくそこへ指を入れる。
無理やり出し入れされたせいで、穴も傷ついてるのか……痛い。
顔をしかめながら、押し広げると、とろとろと何かが出ていった。
「…………ぅ……」
一瞬、吐きそうになって、ギリギリ耐える。
悪寒が走った。
……なんで、こんな思いしないといけないんだ……
なんとか全部流しきり、シャワーで泡をながしてゆく。
……いつもより熱い湯で、いつもより念入りに、いつもより疲れた身体で、せまく暑い密室にいたらどうなるか。
…………ぁ
立ち上がった瞬間、俺は、まんまと目がくらみ、浴室内に崩れ落ちた。