• テキストサイズ

Attack 《気象系BL》

第4章 夕虹




Jun



コンビニで、夕食用のおにぎりと朝食のパンを買った。

大野さんはあまり食べないらしくて、おにぎり一個と小さなクロワッサンだけでいいという。
おにぎり四個と、パン三つ買った俺には信じられない。


「大野さんもっと食べなきゃ。だから細いんだよ」

「別に大丈夫だよ。死なない程度に食えりゃいいもん…」


袋をブラブラさせ、歩きながらそんな会話を交わす。

緩く笑ってる大野さんの横顔は綺麗だ。
こないだもそうだったけど、今日も大野さんは眼鏡をしてない。

大野さんの素顔が好きな俺は、嬉しい。
眼鏡なしでバイトもしてたし、別になくたって、生活できるんじゃん?と思う。


この大野さんの優しい雰囲気にたまらなく癒される。


今夜はずっと一緒にいれる。


俺は、内心浮かれながら、大野さんについていった。


前回は何がなんだかわからないまま、大野さんちにいたし。
帰りは兄貴に連れ出されたし。
行き方覚えなくちゃ。
そうのんきに思っていた。





「…あれ」


大野さんがふと声をあげる。

大野さんのアパートまで目と鼻の先だといわれた矢先のことだ。


「?」


俺は、大野さんの視線の先を追い…ぎくりと体を強ばらせた。

よく知っているシルバーのスポーツカーがアパート前にとまってる。

そこから、すらりとした長身の男がでてきた。

/ 725ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp