• テキストサイズ

Attack 《気象系BL》

第4章 夕虹



JUN


ふわふわしていた感覚から、突如ふっと我にかえった。

長いこと眠っていた気もするし、そうでない気もする。


…………



ぼんやりと開いた瞳にうつるのは、記憶にない天井。
そして、嗅いだ覚えがあるような、どこか安心する香り。


…………?


混濁した記憶。


俺……なにしてた?寝てた?……どこ?ここ……


「!!」


どこ!?


俺は、ガバッと起き上がった。
とたんに頭のなかで、ジャーンと盛大に銅鑼を鳴らされたような頭痛がして、うずくまる。


「いっ……!」


ぐわんぐわんと続く痛みに耐えながら、薄目をあけると、目の前には壁。
そっと視線を動かすと、ものすこく狭い部屋にいることがわかった。
いわゆる、ワンルームというやつだろうか。

俺がいるベッドと……小さなテレビと。
小さなサイドボード。

それしかない殺風景な部屋だ。


どこ……ここ。


俺は、唖然としながらゆっくり体を起こした。


え……どうしよう……なんの記憶もない。

/ 725ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp