• テキストサイズ

Attack 《気象系BL》

第4章 夕虹


そのまま、もぞもぞと俺の方に寄ってきたかと思うと、絡めた足をそのままに、智は俺の胸にぴたりと頬を寄せた。


……おお……マジ猫


ぴったりと俺にくっついてきた智。

冷静に考えたら、男同士でくっついてる実に不可思議な状況だけど、俺は嫌だとか、気持ち悪いとかそういう感情にはならなかった。

それは多分智だからなのだろう。

彼の温もりを感じながら、その丸まった背中にそっと手を這わす。

柔らかで温かい。
呼吸するたびに動く背中が、智が生きてる証のようで、ゆっくり撫でる。

智が俺の胸に寄ってきてるのも、俺の心臓の音を聞いてるのかなと思うと、妙にいとおしく感じた。

夏の暑い部屋で。
ひとつのベッドに一緒に横になり。

俺らは互いの存在を確かめあうように、眠りについた。
/ 725ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp