• テキストサイズ

Attack 《気象系BL》

第4章 夕虹



客にもらった小遣いで、ホテル前からタクシーに乗った。
店に一番近い目印になるビルを告げて、リアシートで目を閉じる。

酔っ払ってるとはいえ、抱かれたままの自分で松本に対峙する勇気はなかったから、あわてて頭の先から爪先までシャワーを浴びた。

そのせいか、妙に自分からボディーソープのフローラルな強い香りがする気がして。
タクシー内にその香りが充満していってるみたいで、自分のしてた行為を思いだし、居心地が悪かった。

俺は、ぼんやりと先程の店長のとのやり取りを思い出す。

松本がつぶれてて、起きない、と言った。

……どうして松本が来てるのだろう。
年齢詐称がばれたらまずいから、絶対に店の名前は言わないようにしてたのに。

いや、そのまえにどうして松本と俺がつながってると分かったのか。

飲ませた過程は三宅さんに聞けといってたけど、あの人の仕業なんだろうか。


分からなすぎて焦りだけが募る。

松本はアルコールなんて飲んだことないだろう。
つぶれただなんて、どれほどの量を飲んだのか。
体は大丈夫だろうか。




/ 725ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp