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幸せの青いルフ

第2章 本編 幸せの青いルフ


だって、私と同じように食べ物を食べて、寝て、笑って、泣いている人間よ?それを殺せって言われてすぐに殺せると思う?
そんなこと、出来るわけがない。

雲のない空に輝く太陽の光が、私の銀色のネックレスに当たって煌めいた。
これは私のおばあちゃんに貰ったもので、ずっと大切にしている物。鳥のような形をした、銀色の飾りのネックレス。
大好きなおばあちゃんから貰ったこのお守りがあれば、きっと大丈夫。
私は自分にそう言い聞かせて、目の前に見えてきた闘技場へと足を踏み入れた。
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