第7章 文化祭② *
聖臣side
温めのシャワーを勢いよく浴びながら、2人についた泡が全て流れていく。
泡で隠された色白の沙耶の肌もほんのり赤みを浴びていつた。
シャワーを止め視線が合うと沙耶を抱きしめ、お互いの舌を絡めるように混じり合い、風呂の熱気に煽られながら貪りつくした。
「沙耶、後ろ向いて…壁に手をついて…」
不安気に俺を見てくるが、体を後ろに向かせるよう誘導すると、大人しく従ってくれる。
今にも喰われそうな小動物。
首筋をペロンと舐めれば跳ね上がり、甘噛みして赤い花弁が舞う。
どこもかしこも性感帯だな。
「うっんんん、やぁぁ…」
チュウチュウと背中に音を立てながら吸ったり甘噛みして、同時に胸を揉み先端を転がして弄ぶ。
「やぁっあぁ…いじ…わる…」
「何が意地悪?」
力の抜けた体が、俺の方に委ねられ細い肢体に触れていく。
秘部に人差し指を入れれば入り口は、もう蜜が溢れていてヒクついていた。
ドクンと心臓が音をたてる。
これ以上は…と思いながらも止まらない。
『クチュ、クチュ』
「もう…だめ…」
「まだ、奥まで入れてないのに、こんなに蜜が溢れているけど、沙耶って淫乱なの?」
「ちっ違う!そんな…事ない…」
沙耶が、今どんな顔でいるのか気づいていない。
鏡越しに映る姿は、紅潮した頬に甘い吐息が漏れて、今にも泣きだしそうな瞳で感じている。
「そう、足閉じて!これ気持ちがいい?」
沙耶の腰を持ち、前屈みさせそのまま欲棒を秘部に擦りつける。
「あぁぁあっ、やあぁ」
「気持ちいい?」
「擦っちゃ…だめ…」
擦りつける度に、蜜が滴り落ちていく。
エロっ!こんな姿をみたら、歯止めが効かない。
「だめ…聖臣…んんっ」
「今日は入れないから、このままイッて」
腰を強引に強く掴むと、大きくグライドしスピードを速めていく。
「ぁぁああっ、だめぁぁ」
「クっ…いくっ」
お互いに高みに達すると、沙耶は、震えながら体を撓らせ俺は、浴室に精を放った。
息を耐えたところで、沙耶の体が崩れ落ち意識が飛んでしまった。
体を引き寄せ浴槽に浸かり、しばらくすると浮上する瞳と目が合う。
「大丈夫か?上がるぞ」
沙耶は、何も言わずただ頷き俺に委ねてきた。