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【ツイステ】引き合うさびしさの引力

第8章 私のための無垢なドレス



それからユウは頑張った。
ヴィルの指導のもと、本当に頑張った。
今までだって勿論ダイエットだってしたことあるし、美容に気を付けていた時期もある。しかしその時の何倍も大変で正直辛かった。

食事はカロリーのバランスを考えて一日3食食べ、代謝に合わせてタンパク質を取る。毎日水も2リットル飲んだ。そしてその日に食べたものはノートに書き留め、次の日にヴィルに提出した。
放課後に返ってくるノートには、赤ペンでダメ出しやアドバイスが書かれており、なんだかんだ面倒見のいいヴィルに彼女は心の底から感謝した。

ヴィルに魔法界オススメの化粧品も教えてもらった。混合肌ならコレ、美白はこっち保湿はコレ。と、いろんな種類の化粧品の名前をツラツラと淀みなく言われ、ユウは慌ててメモを取った。

毎朝ランニングもするようになった。
ヴィルが毎朝ランニングをしていると話を聞いた為、「ご一緒していいですか!」と一緒に走るようになった。
ランニング中はジャックとよく会う。
初めてランニング中にジャックと会った時は彼はユウを見て驚いた顔をしていた。




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