第8章 どうしようか?
「ねぇ、アラジン。アラジンはこれからどうするの?」
アラ「僕かい?僕は…マグノシュタットって所に行こうと思ってるんだ」
マグノシュタット??
言いにくいな…
「それ、国の名前?」
アラ「うん。今は、魔道士しか入れないらしいけれど……僕は、調べに行くんだ」
「調べに…?何を?」
アラ「……これは、まだ、誰にも言っていないのだけど…僕らは、凛おねえさんと出会う前に、アルサーメンって組織と対立したんだ。それで……その組織が、マグノシュタットと関係していると思って、行くことにしたんだ」
「……アラジン、偉いね。 ……って、誰にも言ってないって……アリババとかにも?」
アラ「うん。そうだよ」
えぇ!?そ、そんな話を、私が最初に聞いちゃって良いの!?