第8章 どうしようか?
アリババ達の元へ行くと、酔い潰れた大人二人…もとい、ヤムとシャルが机に突っ伏している。
その向かい側には、アラジンが一人で座っている。
あれ?アリババとモルジアナは、何処に行ったんだろ…
「アラジン」
アラ「あ、凜おねえさん。何処に行っていたんだい?」
「ん?ちょっと、白龍を探しに。アラジン、アリババとモルジアナは?」
アラ「あぁ、アリババくんが気絶してしまったから、モルさんが部屋まで連れて行っているんだよ」
「え?な、なんかゴメンね……」
アラ「大丈夫だよ、凜おねえさん!あれは、アリババくんに非があると思うよ」
それはそれで、アリババが気の毒に感じる気が……
ま、良いか。