第6章 八人将
あ、そういえば……
「ねぇ、ジャーファル。この丸い絵柄何か分かる?」
そう言って、ジャーファルの方に向ける。
すると、ジャーファルは驚いた顔をしてから、頭を捻った。
ん??どーしたんだろ?
ジャ「……これは、八芳星です。ジンが宿っている証……なんですけど…」
「ですけど?」
ジャ「ジンは、金属に宿るはずなんです。でも、これは金属ではありませんよね…?」
「そりゃあ、ね」
ジャ「何故なんでしょうか……?」
一層頭を捻るジャーファル。
いや、まぁ予想は出来るけどね?
私、この世界の人間じゃないし
すると、扉がガチャッと開く。