第6章 八人将
シン「……おい!凜っ!」
「………ん……?」
シン「おっ……目を覚ましたか。大丈夫か?!」
目を覚ますと、目の前にシンの顔。その後ろにジャーファルが居る。
……えーっと……
と、り、あ、え、ず……
「この変態があぁぁっ!!!!」
シン「ぐはっ!!」
ジャ「うわっ!凜さん、な、何を!?」
「何を、じゃない!!!人の寝込み襲うとかマジあり得ない!!!死ね!!!」
とりあえず、シンに右ストレートを思いっきり撃ち、撃退する。
ジャーファルには届かなかったけど。
シン「痛たた………別に、襲おうとした訳では……」
「問答無用っ!!!!」
がしっ、と竹刀を持つと、シンの頭目掛けて降り下ろす。
すると、ジャーファルが刃物の様な物で止める。
ジャ「……それ以上は、やめておきましょうか…?凜さん」
「……は、はい…(汗)」
か、顔怖ぇ………(汗)
何この人。超怖いじゃんか。
ふっとシンの方を見ると、呆れた様な顔をしている。
シン「ほら、ジャーファル。凜が怯えてるだろう?武器しまえ」
ジャ「あっ……すいません」
今の武器なの?!
日本だったら、銃刀法違反で逮捕されるわ。
あ、でも刀ではないか。
まぁ、そこはどーでも良いね。