第4章 シンドリア
ジャ「では、この部屋を使ってくださいね」
そう言って案内されたのは、私の部屋の2倍はあるお姫様とかが使ってそうな部屋だった。
こ、こんな広いとこ使って良いの?!
「え、ほ、本当にここ?!」
ジャ「えぇ、そうですよ」
「ふわぁ……!!!凄いっ……!!」
ジャ「クスクス……それでは、ゆっくりしてくださいね」
「あ、うん!ありがとね!」
パタンと音を立てて扉が閉まる。
私は、再度部屋を見渡す。
いやー……夢だけあって、豪勢だね。部屋が。
フカフカのベッドにダイブ!………したい所だけど、寝ると覚めてしまうから、そこをグッと我慢する。
アリ「凜、入るぞ」
そう言って、三人が入ってきた。
「あ、三人とも。どしたの?」
アラ「今から、町に行こうって話していたんだよ」
モル「それで、凜さんも誘おうと思いまして」
「マジで?ありがとう!」
アリ「じゃ、早速行こうぜ!」
そう言って、町に繰り出した。