第4章 シンドリア
ジャ「シン、話が反れすぎです」
シン「あ、あぁそうだったな」
ジャーファルに促され、シンがこちらに向き直る。
てか、この二人の上下関係が良くわかんないんだけど。
シン「凜、もし良ければ此処に住まないか?」
「いや、やめとく」
シン「そうか、やめるか………って、えぇっ?!?!」
即答すると、シンが驚く。
いや、当たり前でしょ?夢の中なんだから、住むわけにはいかないんじゃ……
アリ「なんでだよ!一緒に住もうぜ!凜」
アラ「そうだよ!凜おねえさん。その方が楽しいよ!」
モル「そうですよ、凜さん。一緒に居ましょうよ!」
今まで黙ってた三人が、一気に捲し立てる。
えっとねぇ………ま、面白そうだから、良いか(笑)
「わかった、じゃあ住む」
シン「変わり身早くないか?!?!」
「え?駄目?」
シン「い、いやそういう訳ではないんだが……」
ま、かくして此処に住む事が決まった。
夢の中の話な訳で、この中で寝たら覚めちゃうけど……それまで楽しもっと。