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【ヒプマイ】We are not siblings.

第2章 nobody knows (1)



「……いちにい、もっと」


一兄に触れられるだけで、昼間の気まずさはどこかに行って、私のスイッチは入ってしまう。


「お前が欲しくて、もうこんなになってる。その可愛い口で咥えてくれねえか」


主張している一兄のソレが、私の下着を擦るように、服越しに当てられた。私の体は抱き起こされて、向かい合って座ると、一兄はあぐらをかいてズボンから取り出した。

暗がりでも分かる。こんなに大きなものが、私の中に入っていたんだと思うと、たった1回しかしていないのに、私の体の奥が疼く。


「どうすればいいの?」

「四つん這いになって、口の中に咥えてくれ。歯を立てないようにして、手でしごきながら、吸うんだ」

「……うん」


私は四つん這いになって、一兄のソレに手を添える。顔を近づけると、今までの人生で、嗅いだことのない匂いがした。言われた通りに口に含むと、口内を圧迫して苦しい。こんな大きなものを咥えるのも、私の人生ではじめてだった。


「っ、お前が俺のを咥えてるだけで、四つん這いになってる姿を見るだけで、すげえ興奮する」


私は咥えきれない所に手を添えて、上下にしごいてみる。でも力加減が分からなくて、そっとやっていると、一兄は頭を撫でてくれた。
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