【ヒプマイ】We are not siblings.
第1章 cross the line
でも何でだろう、嫌なはずなのに、一兄に触れられると、体の奥がじーんと熱くなる。熱で体が熱い感覚とは違う。もっと本能的な何かが、少しずつ大きくなっていく感じがした。
「の体、すげえ柔らかくて綺麗だ」
一兄は指でなぞるのをやめて、胸の膨らみに手を触れた。私がいくら抵抗したところで、きっと一兄はやめてはくれないだろう。私は諦めて目をつむり、それが早く終わることを願った。
「んっ」
私の胸の膨らみの先端が、一兄についばまれる。一兄が言うとおり、くすぐったくて背中が震える。
「俺以外の誰かに、ここを吸われたことあるか?」
私は黙って首を横に振った。
「セックスも?」
びっくりして目を開けると、一兄は私の胸の谷間に顔を埋めながら、上目遣いで私を見ていた。低く囁く直接的な表現は、私の羞恥心を煽るのに十分だった。
「し、してないよ。まだ高校一年生だよ。する訳ないよ」
「だよな。俺がおかしいってのは分かってる。でも、もしもお前が他の男としてたらどうしようって思ってな。嫉妬でおかしくなりそうだ」
そう言うといきなり強く胸の膨らみの先端を吸われて、今まで感じたことの無い快感に、私は背中をのけぞらせた。
「っああ!」
それに、私が気がつかないうちに、一兄の指は、まだ誰にも触れられたことない、一番触られたくないところに触れている。
「っだ、そこは、いや……っ」
「なんで嫌なんだ、もっと気持ち良くなれるのに」
まだ濡れていない秘部に、人差し指と中指があてがわれている。恥ずかしくて、私は首を思い切り横に振った。
「恥ずかしそうにしてる顔も、好きだ」
一兄は私の胸の膨らみの先端を甘噛みし、秘部を触る二本の指をゆっくり這わせると、ある一点を擦られたところで強烈な気持ち良さが私を襲った。
「っん、あぁっ!」
「ここか、お前のイイところは」