第2章 <1-2>挿れて下さい
それから気が狂いそうなくらいイかされて、私の理性はほとんど飛んでいた。早く終わらせて、楽になりたい。でも、そうするには、先輩に挿れてもらわなきゃ――。
「せん、ぱいっ」
息も絶え絶えな状態で、先輩を見た。
「何だ?」
「……しいです」
「ん?小さくて聞こえないな」
「せんぱいが、欲しいですっ」
すがるような眼差しで先輩を見上げる。
「……っ」
先輩は手早くスラックスのファスナーを下ろして、下着の中から硬くそそり立ち、先走りが溢れたソレを再び取り出すと、私の足錠を外して、ぐしょぐしょに濡れた秘部にあてがった。
「これが、欲しいと?」
「はい、欲しいですっ」
「先輩じゃなくて、銃兎さん挿れて下さい、って言うんだ」
「銃兎さん、挿れて下さい……っ」
その言葉を発した瞬間、先輩のソレが奥までぐっと入り込んできた。
「あっ、あああっ!!」
もう何度も達しておかしくなっていた私の体は、挿入されただけで達してしまった。