第1章 <1-1>入間先輩の歪んだ劣情
絶望に打ちのめされた私は、何も言えなかった。下着を太ももまでたくし上げられ、無防備に露出した秘部を見て、先輩は唇を舌で舐めた。
「ああ、なんとも欲情させる光景だ」
バイブのスイッチを入れると、振動する音が部屋に響き渡る。そして、二叉に分かれた短い方が私の陰核に当てられると、私はイキそうになるくらいの強い刺激に体をのけぞらせた。
「っ、あああんっ!」
「そう、その喘ぎ声を聞きたかったんだ。ほら、もっと聞かせてくれよ」
ぐりぐりと陰核を攻められ、私は首を横に振りながら、唇を噛んで必死に堪える。先輩は面白くなさそうに眼鏡のブリッジを押し上げて、さらに強い振動で陰核を押した。
「我慢しても良いことなんてない。早く乱れた方が君にとっても楽だ」
唇に血が滲むほど噛んでも、もう体は限界だった。私は目の前が真っ白になり、潮を吹いて絶頂に達してしまった。
「あっ、だめ、あああっ――ッ!」
先輩の手袋が液体で濡れると、愛おしそうにそれを私の目の前で舐めた。
「まさか潮を吹くとは。君はつくづくいやらしいな」
達したばかりで敏感になっている秘部に、今度は太い方があてがわれる。
「だめ、やめて下さいっ」
「だから言っただろ、それは俺を興奮させる材料にしかならないって」
中にぐっとバイブが押し込まれ、私はぎゅっと目をつむった。