第1章 <1-1>入間先輩の歪んだ劣情
「んっ、うーっ」
生暖かくべたべたする液体は不快で堪らない。先輩は眉をひそめる私を不満げに見下ろし、胸からソレを抜き取ると、猿ぐつわに手をかけた。
「何か言いたそうだな、君の言い分も聞こうか」
猿ぐつわが外されると、私は先輩を睨み付けた。
「最低ですよ、入間先輩。こんなこと、人として許されませんっ」
私の言葉に先輩はチッと舌打ちして、ソレを目の前に持ってきた。
「舐めなさい。これは命令だ」
私は首を振って顔を逸らす。
「嫌です。こんなの、違う」
すると先輩は私の顔を強引に掴んで向きを変えさせ、口の中にソレを突っ込んだ。
「んっ、んーっ!!」
また口の中が不自由になる。しかも今度は喉の奥を突かれて、吐きそうになるほど苦しい。
「噛んだら、もっと酷い目に遭わせる。絶対に歯を立てるなよ」
そう言って、髪を掴み、私の口内を何度も突いてくる。先輩はさっき達したはずなのに、再び硬さを取り戻して、今にも爆ぜそうに大きくなっている。
「んっ、ううっ……、はっ」
歯を立てないようにするだけで精一杯だった。もう何度口内を擦られ、喉に打ち付けられたか分からない。ただ早く終わって欲しくて、私は目を閉じて先輩が達するのを待った。
「っ、イく……!」
最後に深く喉を突いたかと思うと、私の口内が白濁した液体で満たされる。