第1章 <1-1>入間先輩の歪んだ劣情
その言葉に雷に打たれたような衝撃を受け、私は逃げようと体を前後に動かす。でも全力の抵抗も、自由を奪われた身ではささやかな抵抗にしかならない。
先輩は私の体を仰向けに動かして上に跨がると、眼鏡越しに欲情に溢れる眼差しを向ける。でもそれは、今の私にとっては怖いものでしかない。
薄っぺらい制服のボタンを一個ずつゆっくり外され、私のブラジャーが露わになる。強引に上にたくし上げられ、胸が晒されると、私は恥ずかしい気持ちで顔が真っ赤になった。
「ああ、大きくていやらしい胸だ」
そう言って、スラックスのファスナーを下ろし、中から既に硬くなりかけたソレを取り出した。
「っ!んーっ、んーっ」
首を横に振り、体を左右に動かそうとすると、跨がっているだけだったのが、馬乗りになってしっかり体を固定される。
そして胸と胸の間に挟むと、先輩は胸を両端から押しながら、前後に腰を動かしてソレを擦り始めた。
「はあっ……こんな風に出来るなんて、夢のようだな」
恐怖で一杯になる私を目の前に、先輩は息を漏らしながら快楽に歪んだ表情をしている。
「配属されてきた時から、ずっと君を女としてみていた。でも全然気付いてくれなかった。先輩先輩、って慕ってくれるだけだった」
静かな部屋の中で、視覚からも嗅覚からも聴覚からも先輩に犯されていく。視覚は先輩が腰を前後に動かして私の胸に擦りつける姿、聴覚は先輩の荒い息づかい、嗅覚はどんどん硬く大きくなっていくソレから漂う特有の匂い。
「でも、もういい加減、限界だ。私を……いや、俺を先輩じゃなくて、銃兎と呼んでくれ」
そう言うと、私の首筋に白濁した液体が飛び散る。